2015年
入社
就職活動中は「モノづくりに関わる仕事がしたい」とメーカーを中心に企業研究をしていました。その中でも社会を広く支える素材系の企業に興味を持って調べるうちに、ポリプラスチックスの存在を知りました。
面接時に感じたポリプラスチックスの印象は、温かい社風です。たとえば、最終面接では自分の想いをうまく言葉にできずにいた私の様子を見て、ベテランの面接担当者がこちらの意図を一生懸命汲み取ろうとしてくださり、おかげで安心して自己PRをすることができました。また選考の過程で、グローバルな事業展開と業務内容にリアルに触れて、外国語学部出身の自分がモノづくりに関わりながら活躍できることが明確にわかり、是非この会社で働きたいと思うようになりました。
私は現在、大きくわけて2つの業務を担当しています。1つは富士工場で生産するLCP（液晶ポリマー）の生産計画と在庫管理です。市場動向により日々変化するお客様からのオーダー数量に対応しながら、常に適正な在庫を保つように生産の計画や調整を図ります。もう1つは、LCPをつくる海外工場の生産計画の管理です。いずれも、私からの依頼をもとに多くの人やモノが動くやりがいのある仕事です。とはいえ、失敗も少なくありません。先日も原料調達が遅れるというミスをしてしまい、生産・品質検査の予定を変更するなど、無事に出荷するために多くの方々にカバーしていただきました。「もっと気を引き締めて仕事にあたらなくてはいけない」という強い意識が芽生えた出来事でした。
当面の目標は、先輩に頼る部分を減らすことです。入社2年目ながら既に多くの仕事を任されていますが、海外工場の長期的な生産計画の妥当性の判断や、生産量を大きく調整する場合の交渉などについては、まだまだ1人前とは認められていないと感じています。職場の上司や先輩、本社や海外社員からの信頼を得ることができるよう、経験と知識を積み重ねて、原料や製品のロジスティクス全体を見て最良な判断ができるようになりたいです。
将来の目標は海外勤務です。中国・マレーシア・アメリカ・メキシコなど、ポリプラスチックスの海外拠点のロジスティクス機能を強化していくために、自分の力を役立てたいと考えています。
休日はよく音楽フェスに足を運んでいます。昨年の夏は、同僚といっしょに茨城で行われたフェスに出かけ、好きなバンドの演奏を堪能しました。日常的な楽しみは読書です。ちょっとした時間を使って仕事のことを忘れられる、とても有効な気分転換方法です。今楽しみにしているのは、初期研修の最後に予定されているメキシコでの海外研修です。実は学生時代にチリに留学していて、その時にメキシコへ旅行したことがあります。今度はビジネスで現地の販売会社に一人で派遣されるので、大変なことも多いと思いますが、海外市場を直に体験できる絶好の機会なので頑張りたいです。
当センターでは顧客からの受注業務、その生産計画、できあがった製品の出荷手配業務を行っています。顧客との直接の接点はありませんが、各製品を要求に応じて、正しい姿で正しい日時に届けることによって顧客満足の獲得に貢献しています。受注や手配業務の80%は電子化されていますが、一度入力して終わりではなく、顧客要求や在庫の状態で納期変更や修正個所を正す作業が発生します。そうした際には細心の注意とダブルチェック体制で正確を期します。さらに、「リードタイム短縮」「輸送の効率化」「最適在庫の実現」を目指して日々の管理に努めることも重要な役割です。これらの業務を遂行しそのスキルを上げていくために、何事にも興味を持ち、注意を払い、改善する意欲を持って欲しいと思っています。
※部署名・役職名については取材当時のもの
